五感のスタッフは若い。
人は経験が少ないとか、知識や技術面で未熟だというかもしれません。
でも、私にはそれを遥かに勝る可能性を彼らに感じています。
五感は、試作をかなりやっています。
どうやって試作が進むかというと、大将の河村がこんなものを作ろうと決めて、
大まかにメニューと使う素材、レシピを決めます。
そして料理人の槇田が、それを実際に作ります。槇田や他のスタッフも自分の挑戦したいものがあれば自由に作っていきます。
試作を何度も繰り返す間に、調味料や素材を少しずつ変えて完成に近づけていきます。
大将河村がいつも言うことは
「どっちの素材を使うか、どっちの調味料を使うか値段で迷った時は、必ず高い方を使え」
「大体のものは値段なりにできている。」
です。そりゃ原価が上がるはずです。
私(オーナー)としましては、「ほどほどに。。。」と言いたいところですが、グッと我慢します^^;
私は試食専門です^^;
ワインを飲みながら、いろんなお料理を試食していきます。
役得ですかね(^ ^)
全員真剣に取り組みますが、その場は笑い声も絶えません。
私はスタッフそれぞれが楽しみながらお料理と向き合ってほしいと思っています。
物事に取り組むときは、真剣にやればやるほど楽しいものです。
試作の半分くらいはボツになります。
試作を重ねて、厳選したものがメニュー表にのります。
大将河村の厳しい舌を納得させた料理のみがお客様と出会える資格をもらえるのです。
たまに、友人や懇意にしてくださるお客様を招いて試食会などもしております。
忌憚ない意見を聞かせてもらえる貴重な機会です。
もちろんみんな酔っ払いまくりますけど(^^)
若いスタッフにはいい経験、練習の場になります。
こういう場を設けることも含めて、試作にはかなりお金も時間もかけています。
ここを丁寧にやっていくことで五感のお料理のクオリティを保ち、完成度の高いお料理をお出しすることができていると思っています。
「五感のお料理はぜーんぶ美味しい」が私たちの目指すところ。
できるだけたくさんのお客様にそう言っていただけるよう、私たちは日々精進しています。
今にとどまらず日々進化。
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